なぜ北大の総合理系が「やめとけ」「つらい」と言われるのでしょうか。
一見すると、自分の希望する学部を後から選べるという大きな魅力があります。
しかし、その話はそこで終わりではありません。もっと奥が深いのです。
北大の総合理系が「やめとけ」と言われる理由
希望の学部に進めるとは限らない移行リスクや、1年目からの勉強の大変さが理由にあげられます。
希望の学部に進めるとは限らない
北海道大学の総合理系は、入学後に行きたい学部を決められるメリットがあります。
ですが、行きたい学部に必ず進めるとは限りません。
人気の学部は狭き門です。目指す学部によっては定員オーバーです。
競争率が高い学部には、志望通りに進めないケースが少なくありません。
1年目の成績とあなたの強い志望が、その先の未来を描く鍵を握っています。
一部の学生は、希望しない学部学科に「流れる」ことで、モチベーションの低下や学業成績の悪化にもつながっています。
1年次から勉強量が多くつらい
希望する学部に進むために、1年生のうちからしっかりと成績を維持しないと、夢見た学部は手の届かない遠くに消えていきます。
良い成績を取るためには、何が必要でしょうか？
厳しい授業内容に耐えながら、目立つような成績を収めなくてはいけません。
希望する学部によっては「受験をもう1年続けているようでつらい」と感じる厳しさがあります。
しかし、1年次にしっかりと成績を残さなければ、後悔する結果が待っています。
実際、多くの学生がプレッシャーに負け、希望の学部に行けずにもいます。
それはどうしてでしょうか。厳しい成績基準とそれに続く精神的ストレスが、多くの学生を追い詰めています。
仕切り直しをするより、最初からやり直した方が楽だと感じる生徒もいます。
北海道以外の就職がきつい面がある
北大からの就職は、どうしても地元企業への就職が多くなってしまいます。
しかし北海道には大手企業が少ないため、就職先は中小企業が中心になりがちです。
全国レベルの大手企業を目指す場合は、厳しい競争になります。
関東の大手企業を就職先として希望する学生もいますが、地理的な制約から内定獲得はハードルが高くなっています。
北大以外の選択肢も検討してみよう
希望する学部がある他の大学を受験
北海道大学（北大）の総合理系は多くの学生にとって魅力的な選択肢ですが、すべての人にとって最適な道ではありません。
特に、自分の希望する学部や、将来のキャリアプランに合った大学が他にも存在するのなら、他の大学も検討する価値があります。
理系の進学を考えているなら、まずは自分が本当に学びたい分野を明確にしましょう。
化学、物理学、生物学、工学など、理系の分野は幅広く、それぞれの大学には特色や強みがあります。
北大の入学後に希望する学部に入れそうにない、勉強がつらそうで嫌だと言うのであれば、始めから希望する学部がある大学の受験も候補にしましょう。
特に地元の国公立大なら、生活環境の変化が少なく安定感があります。
関東の有名私大だと就職面でアドバンテージがあるでしょう。
自分の興味と生活スタイルに合った大学を見つけるのがポイントです。
自分の興味や将来の目標、生活スタイルに合った大学を選ぶことで、より充実した学生生活を送ることができます。
編入学という選択肢もある
総合理系に進んで、希望する学部に入れなかったときのことを不安に思うのなら、入学後の編入学という選択肢もあります。
編入学のメリットとしては、既に一定の専門知識を持っているため、学部での学習がスムーズに進むことがあります。
編入学は一般入試とは異なる選択肢ですが、自分に合った学び方を見つける一つの方法として検討する価値があります。
特にどうしても希望する学部が諦めきれないときは、編入学も選択肢の一つになります。
北大がきつい・つらいと後悔しないための方法
オープンキャンパス等で直接きついかを確かめる
北大の総合理系に関する多くの話や噂がありますが、実際のところは自分自身で確かめることが重要です。
そのためにも、オープンキャンパスなどに参加することがおすすめです。
オープンキャンパスでは、実際のキャンパスの雰囲気を感じることができます。
さらに学部の施設や研究内容について直接学ぶ機会もあります。
教室の様子や設備、在校生との交流から、北大の日常を知る手がかりを知ることができます。
また、教員や現役学生との交流を通じて、学部の実態や学生生活のリアルな情報も得られます。
オープンキャンパスでの経験は、大学選びの大きな助けとなり、自分にとって最適な選択をするための重要な参考になります。
北海道だから旅費が心配なとき
北大のオープンキャンパス等のイベントに参加して、実際の雰囲気を体験は、大学選びの大きな助けとなります。
オープンキャンパスで北大を訪れるときは、移動の便利さやコスト面も考慮する必要があります。
遠方からの訪問の場合、特に費用を抑えたいのならば、楽天トラベル
などのサービスを利用して、お得なプランを探してみてください。
賢く利用すれば、オープンキャンパスの訪問をもっと手軽に、経済的に行うことが可能です。
在校生の生の声をSNS等でチェックする
北大総合理系の現実を知るためには、在校生の声を聞くことも非常に有効です。
SNS上の在校生の投稿や口コミサイトの情報をチェックすることで、公式な情報では得られない現場のリアリティを知ることができます。
在校生は自身の経験に基づいて、授業の難易度、研究環境、キャンパスライフなどについて率直な意見を述べていることが多いです。
在校生からの情報は、大学選びの重要な判断材料となります。
ただし、個人の感想を踏まえて判断する必要はあります。
まとめ
北大の総合理系はやめとけ、つらいと言われる理由は、入学後の学部への進み方にあります。
総合理系に入学後、希望する学部に必ずしも進めるわけではありません。
人気のある学部だと競争率が激しく、入学後も受験並みの勉学に励まなくてはいけず「つらい」と感じる生徒も多いです。
自分の将来の目標と照らし合わせ、北大での学びが自分の人生にプラスになるのか、よく考えてみましょう。
他大学のことも調べて、比較検討するのも一つの手です。
実際に北大のオープンキャンパスなどに参加して、自分の目で評判を確かめるのもおすすめ。
自己分析を重ね、多角的に状況を見極めて判断していきましょう。
最終的には納得のいく選択をしてください。
