パソコンのシャットダウンはやめとけと言われる理由を解説しています。
実は、シャットダウンをしないほうがいい場合もあるんです。
パソコンの使用習慣から考える、長寿命化と効率的な利用のコツを紹介します。
パソコンのシャットダウンはやめとけと言われる理由
- 起動に時間がかかる
- 消費電力がかかる
などの理由からやめとけと言われています
起動に時間がかかる
パソコンをシャットダウンすると起動までに時間がかかります。
ノートパソコンの場合、画面を閉じたり開いたりするだけで、スリープと起動を切り替えられます。
そのため、ストレスなく作業を終了したり再開したりすることができます。
しかし、パソコンのシャットダウンでは起動するまでに時間がかかるため、ストレスがかかってしまいます。
消費電力がかかる
パソコンをシャットダウンして再び起動するときは、 多くの電力が消費されます。
一方、スリープモードなどの低消費電力の状態での待機は、消費電力が抑えられます。
シャットダウンを繰り返と無駄な電力消費につながるため、頻繁には行わない方が良いでしょう。
パソコンのシャットダウンのメリット
パソコンの寿命が長くなる
パソコンをシャットダウンしないと、内部の機器がずっと稼働している状態が続きます。
起動しているままだと、パソコンに自体に負荷がかかり寿命が短くなる傾向があります。
長時間の使用によりパソコンの内部に熱が溜まった状態を、シャットダウンを行うことでハードウェアを冷却し、寿命を延ばすことに繋がります。
電力の節約になる
長時間にパソコンを使用しない場合は、シャットダウンをすることで完全に電力をオフにでき、電力消費を最小限に抑えられます。
シャットダウンとスリープの使い分け
短時間の休憩時
短時間の休憩時は、スリープモードが推奨されます。
90分以内に再開する場合は、スリープモードにしましょう。
作業を速やかに再開できるため、効率的です。
1日の作業終了時
日の作業終了時には、シャットダウンを行い、電力を完全にオフにするのがベストです。
ソフトウェアの不具合時
急な動作の遅延やアプリケーションの不具合が発生した場合、シャットダウンや再起動を試みることで解消する場合があります。
まとめ
パソコンのシャットダウンは必要な場面で行い、日常的な利用時にはスリープと柄分けていきましょう。
パソコンのシャットダウンを使うと、パソコンの寿命を延ばすとともに、システムの安定性を保ち、電力の無駄遣いを避けることができます。